Diary
０４年０９月３０日・１０月０１日 色々あった
やってみるものだ！！
〜９月３０日〜
方針を立て直す。
昨年からぜひやろうと思っていた実験が、
実は液体窒素温度じゃなくて、液体ヘリウム温度でやる実験だったと言うオチ。
（ウチは-200℃が限界なのに、実はほぼ絶対零度まで冷却しないといけなかった…）
ならば他の濃厚な実験をやろう、仕方がない。
地道だがあの地獄の多重スポット完全単離をやろう。
半日カラムを何回プレイしなきゃいけないんだろ？
…というわけで設置。
UVランプの有害波長をシャットするプレートが壊れてついてないヤツ…
直視すると眼の方が直死するってシロモノ。
まぁ、見て一瞬で害はないと思うけど、『メッチャ強い紫外線を見る』ってコト。
というわけで、暗室にフラスコとランプを設置してやろうかと思ったら、
ピカリンがお手製暗室を使ってるので、別の場所でやる。
そこらに転がってたカラーボックスを分解し、
そこに俺が研究室に寄付した毛布を被せ、急造の暗室を作る。
中に支持台を置いて、フラスコとUVランプを固定、光分解実験を行なう。
これを恐らく一週間くらい。
あー、一週間後からのカラム地獄がイヤだー。
やり甲斐はあるけどなー。
昼飯後… 散髪に行ってた花ちゃんがやってきて、先生の見舞いに行きたいと言う。
うむ、いい心がけだ。というわけでまだ行ってないザッキーを連れて、３人で病院へ。
はやく先生に内定のお知らせをしたいものだが…
まぁだったら学科長が推してくれる全薬工業受けとけって感じですがね？
パンフ受け取った後、悩むことなく５分でウケねーって決めたしなぁ…
お見舞いから帰ると、大変なことになってた。
クライオスタットが壊れた。
お値段１２８万円の機器で、今回の修理は多分３０万円…
前回、やーさんが壊してしまったときも確か３０万円だったから。
最悪、今年は使えないかも… とノブが弱気発言。
む… むぅぅ…（´Д｀；
こんなときこそ、M２がしっかりせねば！！
今年の予算だと、もう３０万円は捻出できない。
むむむ…
………。
………。
………。
そういやー、先生が『来年の予算に手を出す』って言ってたことがあったと思う。
たしか、パソコン買うときにそんなこと言ってたかと。
んで、そんなことはできるもんかとS先生に相談してみる。
S先生「いや、それはできないけど、
支払い待ってもらえばいいんですよ。」
俺「ああ！！Σ（ﾟДﾟ;」
そうか、先生は『来年払うつもりで今買う』と言う意味で言ったのか…
よし、それならば値段云々の問題ではなく、さっそくなんとかしないと。
ノブとノッチの研究の生命線だからな…
…なんて話をしてるところにメールが。
母メール『○○○から電話がありました。課題を１週間以内に提出だそうです。』
おっつ！！（ﾟДﾟ;
履歴書送ってみるもんだな！ 返事来たよ！ 良かった…
俄然ヤル気が沸いてきました。
母は課題の内容に『？？？』ってなってましたが。
研究室の連中は、ちょっと驚いたかもしれんがあまり抵抗なくすんなり受け止めてくれた感じ。
まぁ、アイツラはさ…
俺が探偵ファイルの採用…
『こんな人に来て欲しい』という条件、『人生諦めてる方』以外全て
当てはまるからぜひ応募してくれとか言い出すヤツラだからな。
うん、俺も、ケッコウ、それは当てはまってると思うけどさ…
…いつまでもグズグズと悩んで損したかな…
ああ、でも悩んでる間も何気に楽しかったし。
何になろうか悩むってのもなかなか楽しい。
毎度言うが俺って得な性格してるな。
だが今は問題解決優先。
課題は土日あたり使って一気に書き上げればいいしな。
ノブと一緒に先生へ報告しに行く。
ところで最近のノブってさー、『クール気取り』じゃなくなったよね…
もう『クール気取りブレイク』のポイントをつける必要もないわ。
先生に報告すると、唖然としてらっしゃる。
困ったなー、困ったなーと呟いた後、大先生を頼れと指示を下さった。
先生の先生が、『修士論文でもなんでも面倒みるから頼ってくれ』と。
スッゲェ心強いわ、先生の先生、大先生、俺の祖父に当たる先生。
『遠坂凛』風に言うと、大老師とかカレイドスコープとかゼルレッチ翁ですよ。
わかりにくいですか、すみません。
ノブが連絡したら、早速なんとかしてくれて、翌日にはもう修理の手続きしてくれてた。
ちなみに、先生はあと１ヶ月入院だそうです。
それから１１月一杯まで自宅療養… う〜む、大変だが…
ウチの学生達は優秀だから、まったく問題ありません。
………。
先生への報告を終えて研究室に戻ったら、手持ち無沙汰だったので作文を書いてみる。
………。
ふむ…
………。
もう１０００文字超えた。
これは、なんかすぐ書き終わってしまいそうだ…
手を抜いてるんじゃなくて、本気で書いてるけど、原稿用紙５枚と言うフィールドは、
俺がいつも書いている日記のフィールドに近い。
日記は大体１０００〜３０００文字なんで、手馴れたもの。
先方が何を見たいのか、ってのは… うーむ。悩む。
………。
まぁ、書きたいことを書きたいように書けばいいか。
夜…
ノッチを拉致して帰宅。
メンツは、俺・クッシー・ピカリン・マッツに＋ノッチ。
これでウチに来たことのない人は、先生・ザッキー・花ちゃんだ。
…しかし、クッシーの車に５人で乗るのは辛いって。（´Д｀；
そんときは何よりそれが疲れたよ。
俺は自分の車で帰ればよかった… 体がスゲェ痛い。
９時半、家に着いたらさっそく麻雀開始。
（ちなみにマッツは自分だけ誘われないのが寂しくて付いて来た。（´Д｀；サイコ読んでる）
もちろん、お金は賭けない。
つーかこのメンツでお金賭けるのはイジメだ。
クッシー…ちょっと前鍛えたけれども、多分、かなり腕を落としてる
ピカリン…よくわからない
ノッチ…爆発すると止められない、恐い打ち手
結果は〜… 一度も振らず、堅実な麻雀で好成績。
俺１位・２位・１位
クッシー２位・１位・４位
ピカリン３位・４位・３位
ノッチ４位・３位・２位
でも、３半チャン目の最終局は、『明日の助手席決め』となり、
それが終わったら連荘せず終局してしまった。
俺は、贔屓目に見てもこのときのノッチの勢いを止められないと思うので、
本来ならここはノッチが１位だ。
だから俺は１・２・２だったってことだな。
５人で川の字で寝て、６時５０分起床。
〜１０月１日〜
実は、携帯目覚ましがなる前に起きてた。
右に寝返ると、ノッチの顔どアップ。
………。(Ｔ□Ｔ）
仕方ないので左に寝返ると、クッシーの顔どアップ。
………。(Ｔ□Ｔ）
男に挟まれても嬉しくねぇ〜〜〜〜ッ！！！
い、いや、女だったらかなり困るが。
さて、今回ばかりは遅刻できないので…
というか副手の仕事が９時半からなので…
KOTOKOの歌を、音量全開にしてかける。
と言っても、ノートパソコンのスピーカーだからたいした音量じゃないが。
これには流石のクッシーも目覚める。
つーか俺が仕事に遅刻したらまずいからだろうな、ちゃんと起きてくれたのは。
いつもだったら、絶対誰か１人くらいグズッて遅刻になるんだよ…
お仕事お仕事〜♪
スッゲェ疲れてるけど、こればかりははずせん。
というか先生方の信頼があるのでしっかり仕事しないとね。
…と思ったら今日はウッカリしてしまった…
学生のミスなんだけど、それを見抜けなかった…
実験開始直前までちゃんと見てたのに… 詳細は省く。
５分ほど測定が無駄になったって感じ。
仕事を終えて研究室に戻ろうとすると、買い物に出かけるクッシー・ピカ・ノッチに遭遇。
そのまま３人を拉致してスターレットでジャスコへ。
サンダルは危ないから脱いで素足で運転したんだけど…
これがまた、靴の厚みがない分、アクセルが踏み込みにくくて…
安全運転になりました。
まずは作文用紙と消しゴムを買いに文具屋。
ちなみに白衣着用してます俺。
袖に硫酸銅、その他色々なところに不振なシミ。
警備員は何故俺を止めないのか、それは職務怠慢じゃないのか。
明らかにこのジャスコの中で一番怪しい客だと思うんだけど。
どう？ どうよ！？
周囲の視線はいかが！？
………。
あ、あれ？ なんかみんな反応ないよ？（´Д｀；
誰もピクリとも反応しねぇよ、よけすらしないよ。
ノッチと２人で残念がった。(Ｔ□Ｔ）
で、本屋では先日見たときピーンと来た漫画を買おうか悩む。
手にとって、裏表紙を見てみると、本編から抜粋された数コマが。
………。
ナイスラブコメ！！！Σδ(￣▽￣)
よし、オモシロそうだ。
ということで、昼休みに読んでみる。
………。
ってこれほとんど『エ○ゲー』じゃん！Σ（´Д｀；
あ、あのね、『フラグ』が立って、最終話の前話で結ばれる。
………。
………。
………。
他に形容の仕方がない…
そこそこ面白かったけど、くそう…
俺は純粋にラブコメやってほしかったな…
もうお金１０００円しかないよ… 貯金おろしてこなきゃ…(Ｔ□Ｔ）
あー、今日の日記長いな。
ここらで止めておこう、これ以上は書いてもグダグダするだけだし。
…なぁ、どうしよう？
先方にここのURLを教えるべき？
本当に… 名刺がわりに教えるべき？
俺には分からない。
こういうモノが一体どんな評価を受けるのか、わからない。
でも、俺は…
研究室はいるときも先生に『名刺代わり』っつって
ここのURL教えたんだよな…
………。
迷う、じっくり考えよう。
ちなみに今日の日記はタイトル含めて３７５３字。